トレースや模写に嫌悪をいだく人が案外多いのが悲しいです。
これらはただの技法、絵を描く方法の1つであって、悪い事でもないし、違法でも無いです。
じゃあ何が問題なのか
それは著作権や肖像権を侵害している事が問題なんです。
ここがずれてるからトレースや模写はダメって言ってしまう人が増えてしまうんですね。
なお私は法律の専門家ではありませんので、間違いや見解の違いがあるかもしれません。
ご承知おきを。
トレース、模写とはどんな描き方なのか
どちらも元となるイラストや写真があり、それをそのまま複製するように描いていきます。
トレースはなぞって絵を描く技法
トレースは土台となるイラストや写真を透かして、そのままなぞって絵を描いていく技法です。
子供の頃に「うつし絵」とかやりませんでしたか?
半透明の紙に描き写すやつ。あれもそうですね。
っていうか半透明の紙の名前が「トレーシングペーパー」です。
そんまんまですね。
模写は見ながら同じ画像を描く技法
模写は見たものを同じように描いていく技法です。
難易度だけで言えばトレースより格段に上がります。
重要なのは対象の著作権や肖像権
一番大事なのはトレースや模写をした対象の画像にも著作権や肖像権という権利がある事です。
なので雑誌やネット上の画像を見つけて、そのままトレースや模写の土台に使用した場合、相手から訴えられたら終わります。
トレースや模写をしても大丈夫なもの
世に出さなければどんな画像をトレースしても全てOKです。
ネット上はもちろん、紙媒体などにも一切出さない自分だけ作品であれば問題無いです。
以下は、世に出す事前提での話しになります。
使い方が自由な素材
利用規約が大丈夫な画像素材ならトレースして自分の作品としてもOKです。
写真素材でも、クリスタで配布された素材でも
利用規約がOKならトレースしてもなんら問題はありません。
今はSNSでも収益化ができる時代ですので
将来的な事を考えて、できれば商用利用OKのものを選んだ方が無難です。
自分でお願いしたモデルの写真
本人に承諾を得ている画像ならOKです。
堂々とオリジナルの作品として出す事ができます。
自分で撮影した自分の写真
自分なのでOKです。
自分で撮影した建築物
実は一般的な建築物に著作権はありません。
なので自分で撮影した背景なら大丈夫です。
ただし写真にも著作権が発生します。
建築物や景色だけの写真でも、よそ様の写真を無断でそのままトレースや模写をするのはNGです。
まとめ
今回はそのまま「描き写す場合の著作権および肖像権」の事でした。
最初でも言っていますが、私は法律の専門家ではありません。
間違いや見解の違いがあるかもしれません。
というか著作権侵害の問題って実はかな~~り難しくて、
物によっては弁護士さんでも見解がわかれる場合があるそうです。
「トレースはダメっぽいから嫌いだ」「模写なんてやっちゃダメ」など
技法に対して無意味な嫌悪感を持たず
ひとまずは、なぜ問題になのか、
それを頭の片隅に知識を入れておくのは大事かなと思いました。

