私は挫折して筆を折った期間も含めて10年ほど、プライベートでイラストを描く事をやめていました。

それが2025年4月「文字化化」というゲームにハマったのをきっかけに、
再びイラストを描きたい意欲が出てきました。
同時にただ描きたいというだけではなく、
もっと自分が思う理想的なイラストを描きたいと強く思うようになりました。
結果こんなにもイラストが激変しました。
▼復帰直後

▼半年後

リアル、写実系が好きな方は以前の方が良いという方もいるかもしれません。
それもとてもありがたい事です😊
現在はよりイラストらしさを出しています。
イラストの成長のために何をしたのか
そこから10年間を巻き返すように、改めてイラストを学び、学んだ事を実践!の繰り返しをしたら、半年たらずでかなり成長した手ごたえを感じています。
自分はどんなイラストを描きたいんだろう?
10年前はリアル系のタッチを模索していたので、復帰直後もそのままリアル厚塗り路線で描いていました。
今でも写実なイラストが大好きですが、違うタッチも描きたいと思っている自分に気が付きました。
人の考えは変わるもの
描きたいタッチが変わっても不思議じゃないです。
でも具体的にどんなタッチが描きたいのか決めかねていました。
- 線を描くのか描かないのか
- スムースな塗りなのか、筆あとが残る塗りなのか
- リアルとデフォルメのどのぐらいに加減するのか
このあたりを模索していきました。
私がやった自分の描きたいイラストの模索方法
- Xでタッチや描き方が気になったイラストをブックマーク
- ブックマークしたイラストを並べて見て、共通する部分を探す
- 共通する部分を真似て描いてみる
▲これを繰り返しました。
このイラスト好きだな💕って思う事と、
自分が描きたい!って思うイラストは案外別だったりします。
執着を捨てる
1つのやり方や描き方に執着しない事を大事にしました。
タッチや描き方に執着しすぎると前に進めないと思ったからです。
むしろ今までのやり方を全部壊しても良い!ぐらいの気持ちでいました。
どうせ10年もまともにイラストについて考えてこなかったしね。
開き直りに近いですね。
今の時代にあうイラストを探っていく
イラストにも時代や流れ、流行り廃りがあります。
例えば私が個人的にこうかな?と考察したものがこちら
| 昔 | 今 | |
|---|---|---|
| 肌 | 黄色味が強かった | ピンク、紫味が強い |
| まつ毛 | 一本の長いまつ毛 | 束になったまつ毛 |
| 瞳 | 大きなハイライト シンプル | 小さいハイライト かなり複雑 |
| 光と影 | 明るいか暗いかの違い 基本はシンプル | いわゆる厚塗り傾向 光の散乱、SSS、反射光などを積極的に入れている |
あくまでこういう傾向が多いな私個人が感じたものです。
昔から今のような描き方をされている方もいましたし、逆もまたあります。
これで思ったのが、特に目の描き方は時代を反映するなぁとしみじみ感じました。
またYoutubeやSNSを中心に、ネット上で無料で技術や技法が広がっているので、全体的なイラストのレベルが爆上がりしています。こりゃ大変だ…
苦手な部分にも向き合う
描くのが苦手な部分というもの…あげたらキリが無いですが、例えばこんな感じ
- 人体であれば…手、耳、口内
- それ以外だったら服のシワ、パースの取り方
- 人工物全般(家具家電、機械などなど)
いきなり全部をクリアしようと思わないで、「今一番直したい部分」を1つずつ絞って勉強していきました。
ちなみにメカ系が一番気分が乗らないので、
いまだに何もやってません💧
ミルキー☆サブウェイのマックス&カートが好きなんだけど
機械が苦手なせいであまり描けません…
描きたいイラストが描けてきている
以上の事を少しずつやっていき数ヶ月でいるみる絵が変化していきました。
失敗もありますが、変化=レベルアップしているのを実感しています✨






